韓国4泊5日の旅 その2 [旅行]
つづき・・・です。
高速道路をひた走ること、4時間余り。辺りがうっすら夕闇に包まれた頃、目的地である全州に到着。
閑静な住宅街の中にある料亭のようなお店に案内されました。見事な庭園のある歴史のありそうな建物です。出迎えてくれたのは、シルクのチマチョゴリ姿のきれいなお姉さんたち。
この日は、韓国の学会の先生方、20名くらいとお食事をいただくことになりました。K先生は日本に留学されていたこともあり、とても流暢に日本語を話されます。K先生の通訳と、多少の英語でなんとか会話は成立することが出来ました。
次から次へと運び込まれる料理の数々は、あっという間にテーブルを埋め尽くし、食いしん坊の私は、会話より料理に釘付け・・・。
全州は、昔からの伝統的な料理で有名なところだそうで、その種類には圧倒されました。
一通り料理が並ぶと、驚いたことに料理を運んでいたきれいなお姉さんたちが、それぞれ間に座り、お酌をしてくれたり、料理を取り分けてくれたり、至れりつくせり・・・。
「何か、すごいとこに来ちゃったぞ!」というのが密かな感想でした。
さて、夜もふけて、いよいよ本日の宿泊先へ・・・。この日泊まる事になったのは、全北大学のキャンパス内にあるゲストハウス。
両替は・・・・・・無理だよ・・・ねぇ? やっぱり。
まだ新しい建物で、部屋もちょっとしたビジネスホテル並みです。
ようやく一息で・・・コーヒーでも飲みたいところ・・・というわけで、日本から持参したスティックコーヒーを入れようということになったのですが、
ポットが見当たらない。
何かあったら部屋に電話してくださいと、親切なK先生はおしゃって下さったけど、こんな夜更けに、お湯ごときでご迷惑をおかけしては・・・と、ここは自力で何とかすることに。
まずは、フロントに電話・・・案内表示が全てハングル語だぁ。
まぁ、何とかなるでしょうと、ヤマカンでかけてみる。(ヤマカン、ビンゴ!)
お湯が欲しいことを伝えると、部屋まできてくれると言う。すぐに来てくれたのだが、どうも様子がおかしい。
手ぶらだ。
壁にあるコントロールパネルのようなものを指差し、なにやら説明を始めた。どうやら、シャワーのお湯の出し方を説明してくれてるらしい。
いや、そうじゃなくて、飲むお湯の方なんだけどなぁ。
説明を繰り返すと、どうにか分かってくれたようで、大きく頷いて出ていった。
待つこと暫し・・・「ピンポーン♪」おぉ、やっとコーヒーが飲める!!
と思ったが、甘かった。
今度は、若い女性がやってきた。で、また壁のパネルの説明を始める・・・。
どうやらこのゲストハウスは、オンドルという床暖房を採用しているらしく、シャワーを使いたければ、一旦、オンドルをオフにして、シャワーに切り替えて使うらしい。
ほぉ~、知らなかった。聞いてみるものだなぁ。それはそれで、貴重なアドバイス、どうもありがとう・・・・なんだけど、
当初の目的とずれてる。コーヒーが飲みたいのだ。
今度の人は、多少英語の分かる人だったので、その後何とか、欲しいのは飲むお湯のことだと理解してもらうことに成功。そして、2階のダイニングまで案内してくれて、お湯の入れ方も実演つきで教えてくれました。
1杯のコーヒーのために、夜の夜中にお騒がせして、大変申し訳ありませんでした。
ただのスティックコーヒーですが、格別に美味しかった気がします。
翌朝に撮ったゲストハウスのエントランスです。
たくさんのお皿って、きっと伝統的な宮廷料理でしょうね。
私も、庶民版(?)の韓定食で、たくさんの小皿が並ぶ前でニンマリしてしまいました。
本物のオンドルに宿泊されたのですね。
私が泊ったのはホテルの一室で、「形だけ」でした。
けど、この時期だと「出番」はなかったのかな?
by YAP (2006-07-08 10:32)
すごいお料理だったんですねぇ。
外国に行くと、珈琲飲むだけでも大変なんですね。
わたし、やっぱり海外脱出は諦めます。
by suggi (2006-07-08 21:45)
お湯を頼むだけでも大変なご苦労が・・・
ってか外国語が一切話せない私にはぜーったいムリ。
きっと最初から諦めてますね。
さすがチャレンジ精神旺盛なRustyさんです。
それにしても両替・・・気になります(笑)
by roo (2006-07-09 00:07)
☆YAPさん☆
旅先で靴を脱いでくつろげるのはいいですよね。
オンドルって本当に優れものだと思いました。
お料理はテーブルに乗り切らないほどたくさん並んで、すごーく幸せ!
☆suggiさん☆
いやァ、そういう困難を乗り越えていただくコーヒーは格別♪
これこそ旅行の醍醐味ですよ!
大丈夫、大丈夫。トライしてみてください。
☆rooさん☆
言葉は通じて無くても、なんとなく分かるところもあるもの。
すんなり通じるより、かえって面白いかも。
両替は・・・まだです。
by RustyCat (2006-07-09 00:13)
すごいいろんな経験をされてますね。
私は小心者なので、海外で何か困難にぶつかると、
最初の選択肢は「あきらめる」です。
せっかくお勉強している英会話、いつ使うんだ?って感じですわ。
お料理の写真は…ないんでしょうね。
どんなだったのか、とっても興味があります♪
by ねいびー (2006-07-09 00:16)
大学のゲストハウスで英語が通じないというのも困ったもんですね。 小生は英語力ゼロの外国人と仕事をすることがありますが、身振り手振りで…RustyCatさんと同じだ…。
by 炎遊人 (2006-07-09 08:01)
「英語×モード」は骨が折れますが、
ほんのちょっとしたことでも達成された暁には、
その喜びもひとしおといったところでしょうか(笑)。
ちなみに現地の「水道」は、普通に飲めるのですか?
当方東南アジアの離島にばっか行ってるお陰で、
「大陸」はほとんど上陸したことがないんです。
現地に到着して、真っ先に心配するのは、
「小銭」と「お水」だったりします(爆)。
で、両替は・・・?(次回以降のお楽しみですね!)
by やぐ(でぃん)☆彡 (2006-07-09 09:46)
楽しそう~。お料理もよさそうですねっ。そして所持金はこのままいくのでしょうか・・・続きが楽しみに読んでしまいました。
しばらくお休みされていたので寂しかったです~。また寄れますねっ。楽しみにしています~。
by (2006-07-09 11:36)
こんにちは♪
何か前途多難かな....^^
チャングムの世界みたいなお料理が出て来たのかしらo(*^▽^*)o~♪
旅の続きも楽しみ〜
by mippimama (2006-07-09 14:56)
☆ねいびーさん☆
まぁ、ドジも場数を踏めば度胸がつくってもんです。
お料理の写真、本当に撮りたかったんですが、さすがに初めてお会いする
なんか偉そうなお歴々の前では、はしたないかなぁ・・・と柄にも無く、
躊躇してしまいました。
☆炎遊人さん☆
ニュースとかで韓国の英語教育熱の報道をよく見る事があったので、
勝手に、英語は通じるものと思い込んでいました。
想像と違い、意外と通じるところが少なかったです。
ま、それでもなんか理解できるところが面白いですね。
☆やぐさん☆
お水はどうだったかなぁ?お店とかではお茶を頂いてましたね。
言葉は、苦労したぶんお互いに気持ちが通じたみたいで、
滞在中、彼女とはなんか、いい感じでした♪
☆たんこさん☆
焼肉とキムチくらいしか知らなかったもんで・・・。
本当にいろいろな料理があって感動しました。
美味しいものには目が無い方なので、大満足の夕餉でした。
☆mippimamaさん☆
お久しぶり♪
チャングムを見てないので・・・でも、伝統的な韓国料理(宮廷料理)なのだそうで。
海のものから山のものまで、食材の種類がすごく多かったです。
by RustyCat (2006-07-09 23:10)
まだ最初なのに、色んなことがありましたね。
両替はできるのでしょうか。
最後までしなかったら、すごいけれど・・・
続きも楽しみです。
by ラン子 (2006-07-10 15:57)
通じそうで通じない……じれったいけど(^~^)楽しいですね♪
まだまだ両替までの道のりは長い!? ファイティン!
by のはらしんのすけ (2006-07-10 19:25)
☆ラン子さん☆
お久しぶりです。今回の韓国旅行は、すぐお隣の国だからと、
ちょっと気楽に行き過ぎてしまったようです。
まぁ、K先生がいてくれたので、こんな状況でものんびりしてましたが。
☆のはらしんのすけさん☆
そうです、両替までの道は、長く険しい・・・?
ドジだらけですけど、案外、嫌いじゃないですよ。こういう旅。
そのぶん、楽しみも多くなりますからね。
by RustyCat (2006-07-11 01:46)
後だしコメントでごめんなさい(^ー^;)
私も、チャングムを思い浮かべていました。
色とりどりのお料理がたくさん出てきたのかなって。
貴重な経験だね。
でも、珈琲飲めて、よかったね~♪
by うさ吉 (2006-07-11 12:37)
☆うさ吉さん☆
チャングム、面白いらしいですね。
1度だけ見たことがあるのですが、NHKの朝の連ドラみたいで、
懐かしい感じがしました。
ほぼ中毒に近いです。珈琲が切れたら暴れる?かも。
by RustyCat (2006-07-11 17:13)